法華経(全28品)の第25品にある経典。観音経と呼ばれることも多い。本文(長行)と詩(偈文)から構成されている。特に、後半の偈文の部分を普門品偈という。 偈文では「念彼観音力」と繰り返えされ、「かの観音の力を念じれば」観音菩薩の力により様々な災いが去ると書かれている。